ミャンマー留学したい学生
ミャンマーに留学したいんだけど、大学、インターン、ボランティアどれがいいのかな?おすすめの留学方法と費用も教えてほしい。
ミャンマー在住1年 おーしま
やっほーサンショちゃん。ミャンマーの大学に1年間、インターン2か月留学した私が解説するよ!
どの方法でもよい。
大事なのは、どんな方法で行くかより現地で何をするかです。
とは言え、それぞれ費用や期間に違いがあるので説明していきます。
記事の最後には、海外留学に使える奨学金も紹介していきます。
ミャンマー留学にはどんな方法がある?費用は?
ミャンマー留学方法をまとめました。
留学方法 | 期間 | 費用 |
---|---|---|
大学長期留学 大学・大学院進学 | 1, 2, 4年 | 学費:年16万円 |
インターンシップ | 1か月~1年 | 無給 or 給与支給 (相場:月2,3万円) |
無償ボランティア | 数ヶ月~1年 | 無給 |
有償ボランティア | 数ヶ月~2年 | 住居費・生活費全額支給 |
スタディツアー | ~10日間 | 10~20万円 |
それぞれのメリット・デメリットを説明していきます。
\実際かかった留学費用130万円の内訳/
留学方法①ミャンマーの大学に長期留学する
ミャンマーの大学に1年間留学して、ミャンマー語を学びます。
東京外国語大学、大阪大学のビルマ語専攻の学生が休学して来ることが多いですが、それ以外の大学の学生も来れます。
商社などミャンマーにある日系企業で働いている人、フリーランスで働いている人、さらに、人数は少ないですが高校卒業後にヤンゴンの大学に進学する人もいます。
基本情報スタイル | 長期留学、大学・大学院進学 |
---|---|
期間 | 1, 2, 4年 |
費用 | 学費:年16万円(生活費実績:年130万円) |
対象 | 大学生、社会人 |
メリットはミャンマー語をガッツリ学べること。大学の授業は、新聞や小説を読むことを中心にしているので、文章を読む力はかなりアップします。
デメリットは、大学の授業の質が低いこと。授業ではミャンマー語で話す機会が少ないので、自分で機会を増やさないと話せるようにはなりません。
留学手続きミャンマーで日本人が留学できる大学は以下の通りです。
- ヤンゴン外国語大学(誰でも可)
- ヤンゴン大学・その他の大学(日本の提携大学からのみ留学可)
ヤンゴン外国語大学以外は、提携大学からしか留学できないと聞きました。自分の大学の「海外提携校」にミャンマーの大学が含まれているかを確認してみましょう。手続きについては大学に問い合わせてください。
ヤンゴン外国語大学は、学生・社会人問わず誰でも留学できます。
\大学留学手続きはこちら/
ミャンマーに1年留学して、日本の大学も4年で卒業する方法
結論としては、日本の大学からミャンマーの提携大学への留学です。
私が聞いた中では、東京外国語大学からヤンゴン大学に1年間留学して、それが単位として認められて、4年で卒業した人がいました。
単位として認められるかは大学によって異なるので、詳しくは大学に問い合わせてください。
ヤンゴン大学とヤンゴン外国語大学はどちらがいい?
ミャンマー語を学ぶならヤンゴン外国語大学、ミャンマー語を使ってミャンマーの歴史・文化を学びたいならヤンゴン大学。
ヤンゴン外国語大学は、語学学校のような感じで、ミャンマー語自体を勉強する学科であるため、ミャンマー語初心者の人でも理解しやすい授業となっています。
ヤンゴン大学は、ミャンマー語でミャンマーの歴史・文化を学ぶため、ミャンマー初心者にはかなり難しいと聞きました。
初心者であれば、ヤンゴン外国語大学の方がいいのかな~と思います。
留学方法②インターンシップ
ミャンマーにある日系企業・特にベンチャー企業などで働きます。
英語、ミャンマー語を使って、仕事をすることが多いため、仕事でガンガン語学力が鍛えられます。
さらに、ビジネスに関われるので、途上国でビジネス経験を積みたい人におススメです。
基本情報スタイル | 短期・長期留学 |
---|---|
期間 | 1か月~1年 |
費用 | エージェントフィー: 給与:無給~月3万円程度が相場 |
対象 | 大学生 |
ミャンマーのインターンシップを探すには2つの方法があります。
1つ目は、次のエージェントサイトを使う方法です。
エージェントサイトのデメリットは手数料が高いことです。
上のサイトの手数料は以下の通りです。
- タイガーモブ
学生:10万円、社会人:20万円 - グローバルウィング
短期:10万円、中期:15万円、長期:20万円
2つ目は企業のサイトから直接連絡する方法です。こちらは、エージェントの手数料は無料になります。(ただし滞在費などはかかる場合があります)
次の会社はサイトから直接インターン応募できます。
留学方法③無償ボランティア
ミャンマーで活動しているNGO、NPOでボランティアをします。
将来、国際協力の仕事に就きたい人、人の役に立つ仕事をしたい人におすすめ。
ミャンマー人の支援をしている団体が多いので、ミャンマー語を使う機会が多くなります。
基本情報スタイル | 短期・長期 |
---|---|
期間 | 1か月~1年 |
費用 | 無給 |
対象 | 大学生、社会人 |
海外ボランティアはネットで探すと色んなボランティアが見つかりますが、正直どこが信用できるのかよく分からないです。。
そのため、なるべく周りの人に聞いて、実際に友だちが行ってみてよかった団体に連絡をとってみるのが良いと思います。
私の知り合いが参加していたのは、
ジャパンハート … ミャンマーで活動している医療ボランティア団体
活動実績が長く、信頼できる団体です。
学生だけでなく、看護師・医師のボランティアも募集しています。
留学方法④有償ボランティア
青年海外協力隊、国際交流基金などの公的機関のボランティアに参加します。
現地の大学で日本語を教えたり、社会人であれば自分の持っている技術を教えたりします。
かかる費用を全て出してもらえるため、お金の不安なく留学できますが、
選考はかなり厳しいため、これ1本に絞るのではなくインターンや大学留学などと併願した方がよいです。
基本情報スタイル | 短期・長期 |
---|---|
期間 | 数ヶ月~2年 |
費用 | 生活費、滞在費、渡航費などすべて支給 |
対象 | 大学生、社会人 |
有償ボランティアの中で有名なものは次の2つです。
青年海外協力隊は、開発途上国の技術提供がメインなので社会人中心ですが、大学生でも合格する人はいます。
・・・いますが、正直相当アクティブな人じゃないと厳しいと思います。実際に合格した人の体験談も載せているので参考にしてください。
日本語パートナーズは、途上国で日本語を教えるボランティアです。日本語教師の資格がなくても応募できます。
こちらは大学生の参加も推進していて、指定大学からの「推薦枠」もあります。自分の大学が含まれていないかを確認してみましょう。
ボランティア期間は?
日本語パートナーズは半年ですが、青年海外協力隊は2年ミャンマーに滞在することになります。
2年はさすがに長いなぁ・・・と思った人は、青年海外協力隊にも短期ボランティアがあります。
短期ボランティアは1か月~1年なので、大学を休学して参加するにも参加しやすいですね。
留学方法⑤スタディツアー
スタディツアーは、10日間ぐらいのミャンマー旅行のパッケージツアーです。
ふつうの旅行ではなくて、ミャンマーの地元の人の家で生活したり、貧民街の子どもたちと会うツアーがあります。
他の留学に行く前にスタディツアーに参加して、ミャンマーがどのような国なのかを知っておくのもよいと思います。
基本情報スタイル | 短期 |
---|---|
期間 | ~10日間ほど |
費用 | 10~20万円程度 |
対象 | 大学生、社会人 |
スタディツアーは各NGO、NPO、旅行会社などで募集していることは多いですが、募集は変則的なので毎年ツアー期間・内容は変わります。
各団体のサイトをチェックしてみてください。
大学生の海外留学の奨学金
大学生が海外留学で使える奨学金は以下のものがあります。
こちらのサイトで詳しくまとまっています。
まとめ
この記事で説明した留学方法をまとめます。
留学方法 | 期間 | 費用 |
---|---|---|
大学長期留学 (休学留学) | 1年 | 学費:年16万円 |
大学・大学院進学 | 2~4年 | 学費:年16万円 |
インターンシップ | 1か月~1年 | 無給 or 給与支給 (相場:月2,3万円) |
無償ボランティア | 数ヶ月~1年 | 無給 |
有償ボランティア | 数ヶ月~2年 | 自己負担0円 住居費・生活費全額支給 |
スタディツアー | ~10日間 | 10~20万円 |
色んな方法があるんだね!分かりやすかったよ、ありがとう!
こちらの記事も参考にしてね。
\ミャンマー留学の準備/
手数料をかけたくない場合は、エージェントサイトで会社を探して、気になる会社があったら、その会社のサイトから直接申し込んでみるのがおススメです。