東南アジアでノマド生活している人が増えているけど、ミャンマーってどうなのかな?
ミャンマーでノマドしたい!
でも、何から始めればいんだろう?教えてほしい~
やっほー!サンショちゃんたち。
ミャンマー在住1年目のおーしまです。
この記事は、ミャンマーのノマドに興味があるけど、情報が全然なくて困っている・・・
そんなあなたのための記事です!
この記事を書いているのは2020年。今年はコロナの影響で、現地にいた日本人フリーランスの人々はみんな一時帰国してしまいました。
ただ、日本の企業でもリモートワークが増えて、2021年以降はミャンマーでのノマド生活を始めたい!という方が増えるのではないかと思うので、ノマド生活に関する情報をまとめておこうと思います。
それでは、早速始めていきます。
先に結論:ミャンマーでおすすめのノマド方法は?
ミャンマーは正直まだまだ長期のノマドには向いていません。
そのため、はじめてノマド滞在するならこの方法がおすすめです。
- 最大都市・ヤンゴンで30日間の短期ノマド
- 時期は11月~2月
- 宿泊はダウンタウン付近の中級以上のホテル
その理由を説明していきます。
ミャンマーってどんな国?
▼ミャンマーの場所はこちら。
東南アジアの中で1番左にあって、タイとインドに挟まれています。
ミャンマーの基本情報はこんな感じ。
気候 | 1年中夏です。服はTシャツだけでOK。 |
---|---|
宗教 | 仏教国。遊びに行く所はまずお寺。 |
言語 | ミャンマー語。超難しい。この記事を読んでいる99.9%の人は一生読めない。英語は外国人向けホテル・レストランでは通じる。 |
ミャンマー人 | 性格は親切&おせっかい。 平均月収は月2~3万円。最低賃金は月8千円ほど。 貧しいのにたくさん寄付する。 |
ミャンマーでノマド生活に向いている人は?
東南アジアでノマド生活と言えば、タイ、シンガポール、マレーシアを選ぶ人が多いです。
それに対して、ミャンマーでノマドにしようかな~って思っている人は、ちょっと変わっていますよねw
私が思うミャンマーに向いている人はこちら!
- 東南アジアの中でもさらに安くノマドしたい人
- 娯楽は少ない!引きこもっても楽しめる人
- ミャンマー人と友達になって自己肯定感高めたい人
1年生活した私としては、ミャンマーはすごく暮らしやすい国です。
もうすぐ帰国しますが、また何度でも来たいな~と思っています。
ヤンゴンでノマドするメリット4つ
ミャンマーの良い所はたくさんあるのですが、主なものを紹介します。
生活費が安い:月9万円
私はヤンゴンで1年間大学生として生活しました。内訳は下の記事に書いていますが、生活費は家賃を合わせて月11万でした。
そのうち、学校の学費などを除くと、だいたい月9万円で生活できます。
物価が安いので、例えばこんな生活が可能です。
- ミャンマースイーツ 40円~ → スイーツ食べ放題
- スマホデータ 1ギガ80円~ → 外で動画見れる
- タクシー 1km160円~ → 近くでもタクシー使える
- マッサージ 1h800円~ → 毎週マッサージ
ノマドワークができるおしゃれなカフェが多い
ノマド生活に必須なのが、高速なWi-Fiが使えて、1日作業できるカフェ。
ヤンゴンではここ数年、ノマドにぴったりのおしゃれカフェがかなり増えて来ています。
▼ノマドにおすすめのカフェはこちら
デリバリーできるレストランが多い
コロナの影響で、ヤンゴンはほとんどのレストランがデリバリーに対応しています。わざわざ外出しなくても、滞在しているホテルで人気店のおいしい料理を食べられます。
安くておいしくて日本食レストランも多いです。食べ物が食べれなくて困った…ということはまずないでしょう。
ヤンゴンの日本食レストランの例
- 高級・日本料亭のランチデリバリー 640円~
- 日本と同じ味のとんかつ定食 640円~
- 日本のクレープ 80円~
▼デリバリー可!おいしいレストランはこちら
ミャンマー人と仲良くなるとマジで楽しい
ミャンマーでは、ここ数年日本語ブームが来て、日本語を勉強している人がかなり多くなっています。街中は日本語学校だらけ。
なので、日本語学校で日本語を教えたり、交流イベントに参加したりすれば、日本語を勉強しているミャンマー人とすぐに友達になれます。
ミャンマー人は人懐っこくて、1回会っただけで毎回遊びに誘ってくれたり、自分の家に呼んでくれたりするので、仲良くなるとマジで楽しいです。
そして、日本人というだけでチヤホヤしてくれる(笑)ので、自己肯定感めっちゃ高まります。日本人でよかった~
ヤンゴンでノマドするデメリット3つ
ミャンマーは悪い所もたくさんあります(笑)
今回は、東南アジアにどこでもある「店員さんのサービスが雑」「町がごみだらけ」「虫が多い」以外のミャンマー特有のデメリットを紹介します。
Wi-Fiが不安定
これはノマド生活には最大のデメリットですね…
普段はWi-Fiは早いんですが、急に遅くなってしまう時があります。
大抵は2-3時間すると直るのですが、ひどい時は朝から晩まで遅くて1日何もできなかった日がありました。
ミャンマー人は慣れていて、そんなときは皆モバイルデータ通信でテザリングをします。データ通信は1ギガ80円~なので、そんなに負担ではないですが、ちょくちょく遅くなるのはイライラしますね。
停電が多い
ヤンゴンは夏になると、日陰にいても汗が吹き出してくるぐらい暑いです。
そんなときに停電になると地獄です。
停電になるとWi-Fiも使えなくなってしまいますしね。
中級以上のホテルには自家発電機がついていることが多いので、停電がどーしても嫌な方は格安ホテルは避けましょう。
ミャンマー料理はおいしくない
かなりはっきりいっちゃってますが(笑)ミャンマー料理は辛くて油っこいので、ぶっちゃけ日本人に合わないものが多いです。
例えば、モヒンガーは1杯1000K(80円~)と安いので、毎回食べればかなり食費の節約ができます。
ただ、ミャンマー料理をずっと食べ続けて、元気にしている日本人って私はこれまで1人しかあったことがありません。
ヤンゴンには日本食レストランがたくさんあるので、外国人向けのレストランで食べるのが正解です。
▼おいしいミャンマー料理レストランも紹介しています
ヤンゴンでノマドを始める手順
ヤンゴンでノマド生活を始める手順はこのようになります。
- 行く時期を決める
- ビザを取得
- ホテル、アパート探し
- 飛行機のチケット取得
- 持ち物の準備
- 出発!
下でそれぞれ詳しく解説していきます。
気候は?ミャンマーに行くベストシーズンは?
ミャンマー渡航のベストシーズンは、11月~2月です。
ミャンマーの季節は、3つあります。
特に雨季は出かけ先で急に豪雨が降りだしたりするので、観光とかガッツリしたいよって人にはおすすめできません。
1日ホテルやカフェにこもって生活するよ~って方なら、正直どの季節でも問題ありません。
ビザ取得
ミャンマーにはノマド滞在用のビザはありません。
ノマド滞在するときには、
- 日本のパスポートがあれば30日間ビザなし滞在できます ←おすすめ
- 30日間以上滞在するときは、ビザランまたは商用ビザ
- 裏技として学生ビザもあり
ミャンマーで商用ビザをとるのは面倒なので、30日間の滞在にとどめておくのが1番おすすめです。
ミャンマーの30日間ビザなし渡航は、2018年~認められました。2020年はコロナの影響によって一時停止されていますが、コロナ収束後には復活するのではと思っています。
30日間以上滞在するときは、タイ・バンコクでビザランする人が多いです。ビザランとは、他の国に一旦出国して再入国する方法です。タイには飛行機の他、陸路でも行けます。
商用ビザを取る場合は、エージェントに頼む必要があります。私は取得したことがないので、詳しくはビザ手配会社に相談してみてください。また、ミャンマー現地で会社を設立すれば、長期の商用ビザが取得可能です。
裏技として、ヤンゴン外国語大学に入学して、教育ビザを取得する方法があります。教育ビザは最大1年間滞在可能です。
▼ヤンゴン外国語大学の入学手続き、教育ビザ取得方法はこちら。
ホテル、アパート
ヤンゴンには外国人向けのホテル、アパートがたくさんあります。
ざっと調べたところ、大体目安はこんな感じでした。
- 格安ホテル 1泊1千円 = 月3万円
- 中級ホテル 1泊3千円 = 月9万円
- 高級ホテル 1泊1万円 = 月30万円
- Airbnb(民泊) = 月3.8万円~
格安ホテルはかなり安いですが、発電機がない所では停電の時に何もできなくなります。
停電の影響を受けたくない場合は、発電機がある中級以上のホテルに泊まりましょう。
価格をなるべく抑えたいという人は、Airbnbで民泊用のアパートを探すのもおすすめです。
おすすめのホテル予約サイトはこちら。
▼こちらの記事は、ヤンゴン外国語大学に留学する学生用のアパートをまとめた記事ですが、ヤンゴン市内の安くてよい物件をまとめたので参考にどうぞ。
飛行機のチケット
ミャンマーは日本から8時間ほどです。ルートとしては、
- ANAの日本 – ヤンゴン直行便
- 中国、タイ、ベトナムなどの乗継便
があります。直行便は大体片道8万円位、乗継便は5万円位です。
ただし、もちろん時期によって変わります。
飛行機のチケットは次のサイトを検索して、1番安いものを選べばOKです。
ちなみに、私の時はたしかKiwi.comを使った気がします。
ミャンマー滞在の持ち物リスト
ミャンマー滞在の持ち物リストを次の記事にまとめました。
ヤンゴンの生活情報
ヤンゴンで観光・遊べる所は?
ヤンゴンで遊んだり、勉強したりするには次のような方法があります。
- ヤンゴンの観光スポットで遊ぶ
- マッサージに行く
- ナイトクラブ・バーで夜遊びする
- 瞑想する
- 日本語教室でミャンマー人に日本語を教える*
- ボランティアに参加する
- ミャンマー語を勉強する
*日本語教室は日本人の先生がいる所に連絡してみるのがおすすめです。
ヤンゴンの治安は?
ヤンゴンはかなり治安がいいです。
ただし、海外で生活するうえで、最低限次のことは気を付けておいた方がいいです。
- 街中で声をかけてくる人は無視すること
- 寄付を求めてくる子供たちは無視すること
- ぼったくりに注意
- タクシーは乗る前に値段交渉
- 女性が夜に出歩いても問題ないが、なるべくタクシーを使うこと
- バスの車内ではスリに注意
- 貧困エリアには近寄らないこと
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- 外務省安全情報サービス たびレジ
ミャンマーでノマド滞在するイメージが湧いたよ!ありがとう。
もしよければ次の記事も見てよ
▼ヤンゴンの観光スポット
▼ヤンゴンのレストラン
▼ヤンゴンのカフェ